大和高田市・橿原市で不調を根本改善

骨盤改善 ブログ画像

 

毎日の生活の中で、つい後回しにしがちな「姿勢」や「骨盤のバランス」。

けれど、実は体の不調の多くがここに原因していることをご存じでしょうか?

腰痛や肩こり、冷え、むくみ、疲れやすさ——それらは骨盤のゆがみや姿勢の乱れからくるサインかもしれません。

「正しい姿勢を取り戻すためのポイント」や「骨盤を整えるセルフケア」

「日常生活で気をつけたい習慣」などをわかりやすく解説していきます。

体の軸を整えることは、見た目の美しさだけでなく、健康の土台をつくる第一歩。

「最近なんだか姿勢が気になる」「体の歪みを整えたい」と感じている方は

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

1.骨盤と姿勢の基礎知識

2.骨盤のゆがみ.傾きのチェック方法

3.骨盤を整えるストレッチ&エクササイズ

4.日常生活で意識すべき姿勢ケア

5.注意点、改善に時間がかかるケース、専門家に相談すべきサイン

 

1.骨盤と姿勢の基礎知識

こつばん想像

 

 

 

骨盤とは何か?

「骨盤(こつばん)」という言葉、よく聞きますよね。でも実際にはどの部分を指しているのか、意外とあいまいに感じる方も多いと思います。
骨盤とは、上半身と下半身をつなぐ土台のような骨格で、体のバランスを保つうえでとても重要な部分だと言われています。
具体的には、背骨の一番下にある「仙骨」と、その左右にある「腸骨」「坐骨」「恥骨」などが組み合わさって、ひとつの大きな器のような形をつくっています。
この骨盤が「体の中心」であり、上半身を支えながら下半身への力の伝達も担っているのです。
また、骨盤の内部には内臓を守る役割もあり、姿勢が崩れて骨盤が傾くと、内臓の位置や血流にも影響すると言われています。
つまり、骨盤は“姿勢”や“健康”の土台そのものとも言える存在なんですね。
【引用元 https://co-medical.mynavi.jp/contents/therapistplus/lifestyle/beauty/17558/?utm_source=chatgpt.com】
 

理想的な骨盤、姿勢の定義

「姿勢を良くしたい」「骨盤を整えたい」と聞くことは多いですが、そもそも“理想の姿勢”とはどのような状態を指すのでしょうか。
一般的には、骨盤がまっすぐ立ち、背骨が自然なS字カーブを描いている状態が理想的な姿勢と言われています。
人の体は骨盤を中心に上半身と下半身がバランスをとっており、骨盤の角度が少しでも崩れると姿勢全体に影響すると考えられています。
たとえば、骨盤が前に傾きすぎると「反り腰」になりやすく、逆に後ろに傾くと「猫背」や「巻き肩」につながることがあるそうです。
そのため、日常生活の中で“骨盤の傾き”を意識することが、姿勢改善の第一歩とも言われています。
【引用元https://plusseikotsuin.com/tadashiishisei/6017.html?utm_source=chatgpt.com】
 

前傾、後傾それぞれが身体に与える影響

●骨盤が前傾している場合(反り腰)
骨盤が前に傾くと、腰の反りが強くなり「反り腰」と呼ばれる姿勢になります。
反り腰では、腰や太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)が緊張しやすく、逆にお腹まわりやお尻の筋肉が使われにくい状態になりやすいと言われています。
見た目では背筋がピンと伸びているように見えるものの、腰への負担が増し、腰の張りや疲れを感じやすくなることもあるそうです。
●骨盤が後傾している場合(猫背)
骨盤が後ろに倒れると、背中が丸まった「猫背」姿勢になりやすくなります。
長時間のデスクワークやスマホ操作で、この後傾姿勢が定着してしまう方も少なくないと言われています。
背中や肩の筋肉がこわばり、首の前傾や肩こり、呼吸の浅さなどにもつながるケースがあるそうです。
●理想は「中立位」
前傾でも後傾でもなく、**骨盤がまっすぐ立っている「中立位」**が最もバランスの取れた姿勢とされています。
中立位では、背骨のS字カーブが自然に保たれ、全身の筋肉が無理なく働けると考えられています。
壁に背をつけて立ち、腰と壁の間に手のひら1枚分の隙間がある状態が目安とされています。
 
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2.骨盤のゆがみ、傾きのチェック方法

骨盤チェック

 

セルフチェック法(壁チェック・お尻歩き・靴底・坐骨荷重バランスなど)

●① 壁チェック
壁に背中をつけて、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとを軽くつけてみましょう。
このとき、腰のあたりに手のひら1枚分の隙間があるのが理想的なバランスだと言われています。
もし隙間が大きい場合は骨盤が前傾、逆に隙間がほとんどない場合は後傾している可能性があるとされています。
●② お尻歩きチェック
床に座って両脚を伸ばし、お尻だけで前後に歩いてみてください。
左右どちらかに体がねじれたり、進みにくい側がある場合、骨盤の左右バランスに差がある可能性があると言われています。
簡単ですが、骨盤周辺の柔軟性や筋力の偏りを確認しやすい方法です。
●③ 靴底の減り方チェック
普段履いている靴の裏を見てみましょう。
外側ばかりすり減っている場合はO脚気味、内側が減っている場合はX脚傾向と言われることがあります。
骨盤のねじれが脚の軸に影響し、その結果、歩き方のクセとして現れることがあるそうです。
●④ 坐骨荷重バランスチェック
椅子にまっすぐ座り、左右の坐骨(お尻の下の骨)に均等に体重が乗っているかを感じてみましょう。
どちらかに偏っている感覚がある場合、骨盤が左右に傾いている可能性があると言われています。
このチェックは毎日の座り姿勢を見直すヒントにもなります。
【引用元 https://exgel.jp/jpn/column/066/?utm_source=chatgpt.com】
 

傾きパターン別特徴(前傾・後傾・左右のズレ)

骨盤の傾きパターンでわかる体の特徴
「なんだか姿勢がしっくりこない…」と感じるとき、実は骨盤の傾きが関係している場合があると言われています。
骨盤は、前後や左右の微妙な角度によって姿勢や重心のかかり方が変化するため、その傾き方にはいくつかの特徴的なパターンがあるそうです。
多くの人に見られるのは、「前傾」「後傾」「左右のズレ」という3つのタイプ。
それぞれの傾き方によって、見た目の印象や体の使われ方にも違いが出ると考えられています。
自分がどのタイプに近いのかを知ることは、姿勢改善や骨盤ケアの第一歩にもつながるでしょう。

傾きパターン別の特徴と傾向
●骨盤が前傾しているタイプ
骨盤が前に傾いている状態では、腰の反りが強くなり、いわゆる**「反り腰」**と呼ばれる姿勢になりやすいと言われています。
ヒールを履くことが多い方や、立ち仕事が中心の方に多く見られる傾向があるそうです。
お腹が前に出て、太ももの前側に力が入りやすく、腰や膝に負担がかかりやすい姿勢だとされています。
また、腰を反らせた姿勢を無意識に取っている場合もあり、見た目は良くても筋肉のバランスが崩れやすい状態とも言われています。

●骨盤が後傾しているタイプ
骨盤が後ろに倒れているタイプは、**「猫背」**になりやすい姿勢です。
長時間のデスクワークや、背もたれに深くもたれる座り方を続けることで、この後傾姿勢が定着してしまうことがあるそうです。
背中が丸まり、肩が前に出るため、呼吸が浅くなりやすい点も特徴とされています。
また、骨盤が後傾すると太ももの裏側やお尻の筋肉が硬くなり、骨盤を支える力が弱まりやすいとも言われています。

●骨盤が左右にズレているタイプ
左右どちらかに骨盤が傾いている場合、見た目にも体が片方に寄って見えることがあります。
このタイプは、脚を組む癖や片足立ちなど、日常の動作の偏りから起こることが多いと言われています。
左右どちらかに体重をかけるクセがあると、筋肉の使い方にも差が生まれ、肩や腰の高さが非対称になりやすい傾向があるそうです。
鏡の前で肩の高さやズボンのシワを確認してみると、自分でも気づけることがあります。
【引用元https://plusseikotsuin.com/tadashiishisei/6017.html?utm_source=chatgpt.com】
 
 
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3.骨盤を整えるストレッチ&エクササイズ

骨盤ストレッチ

 

前傾・後傾改善に効くストレッチ(腸腰筋・ハムストリングス・大臀筋 )

 
骨盤の前傾・後傾を整えるにはストレッチが効果的!!
 
「骨盤の傾きを整えたいけど、何から始めればいいの?」
そんな疑問を持つ方にまずおすすめしたいのがストレッチです。
骨盤の傾きは、前傾・後傾どちらの場合も、筋肉のバランスが崩れていることが原因と考えられています。
たとえば、骨盤が前に傾いている人(反り腰タイプ)は、太ももの前側や腰の筋肉が硬くなりやすく、逆に後ろの筋肉(お尻やもも裏)は弱くなっているケースが多いと言われています。
一方、後傾タイプでは、太ももの裏(ハムストリングス)やお尻の筋肉が緊張して骨盤を引っ張ってしまう傾向があるそうです。
このアンバランスを整えるためには、腸腰筋・ハムストリングス・大臀筋などを中心にストレッチを行い、骨盤の可動域を広げていくことがポイントだとされています。

前傾・後傾タイプ別のおすすめストレッチ
●前傾タイプにおすすめのストレッチ(反り腰改善向け)
前傾姿勢の方は、腸腰筋大腿四頭筋(太ももの前)が硬くなっていることが多いです。
  1. 片膝を床につき、もう片方の足を前に出します。
  2. 背筋を伸ばしたまま、前の膝をゆっくり曲げて骨盤を前に押し出します。
  3. 太ももの前側や股関節のあたりが伸びているのを感じたら、20〜30秒キープ。
このストレッチは「腸腰筋ストレッチ」と呼ばれ、反り腰対策に効果的だと言われています。
無理のない範囲で呼吸を止めずに行うのがコツです。

●後傾タイプにおすすめのストレッチ(猫背改善向け)
後傾姿勢の方は、ハムストリングス(もも裏)や大臀筋(お尻)が硬くなっていることが多い傾向があります。
  1. 床に座って両足を伸ばし、つま先を軽く立てます。
  2. 背筋を伸ばしたまま、腰から前に倒れるように上体を前へ。
  3. 太ももの裏からお尻にかけて伸びている感覚があればOKです。
さらに仰向けで膝を抱える「お尻ストレッチ」もおすすめです。
左右差を感じる場合は、傾いている方の筋肉が硬くなっている可能性があると言われています。

 
 
 

骨盤安定筋を鍛えるトレーニング(体幹筋、腹筋、背筋など)

 

骨盤を安定させる筋肉を鍛えて、姿勢を支える体づくりを
「ストレッチだけでは姿勢が戻りにくい…」と感じたことはありませんか?
実は、骨盤のゆがみや傾きが改善しにくい原因のひとつに、骨盤を支える筋肉(骨盤安定筋)の弱さが関係していると言われています。
骨盤を安定させるためには、体幹を中心とした筋肉――いわゆる“インナーマッスル”を鍛えることが大切です。
この筋肉群には、腹横筋・多裂筋・腸腰筋・骨盤底筋群などがあり、どれも姿勢維持や骨盤の位置を保つ働きをしているそうです。
逆に、これらの筋肉が弱くなると、骨盤が支えられず前後左右に傾きやすくなり、腰や背中の負担が増える傾向にあると考えられています。
ストレッチで柔軟性を整えつつ、安定筋をしっかり使うことで、バランスの取れた姿勢に近づけると言われています。

自宅でできる骨盤安定筋トレーニング
●① ドローイン(腹横筋を鍛える)
「ドローイン」は、お腹の奥にある腹横筋を鍛えるトレーニングとしてよく紹介されています。
  1. 仰向けに寝て、膝を立てる。
  2. 鼻から息を吸いながらお腹をふくらませ、口から息を吐きながらお腹をへこませる。
  3. その状態を10〜20秒キープして呼吸を続ける。
    無理なく行うことで、骨盤周りの筋肉が安定しやすくなると言われています。

●② バードドッグ(体幹・背筋を鍛える)
  1. 四つん這いの姿勢から、片腕と反対側の脚をまっすぐ伸ばす。
  2. 背中が反らないように注意しながら、10秒キープ。
  3. ゆっくり戻して反対側も同様に。
    この動きは、多裂筋や背筋、体幹の安定性を高めるとされており、姿勢の軸を保つトレーニングとしておすすめです。

●③ ヒップリフト(大臀筋・骨盤底筋群を鍛える)
  1. 仰向けになって膝を立て、足を肩幅に開く。
  2. ゆっくりとお尻を持ち上げ、肩から膝が一直線になるように。
  3. 3秒キープしてゆっくり戻す。
    骨盤を支えるお尻の筋肉(大臀筋)や、骨盤の下側にある骨盤底筋群を活性化することで、下半身からの安定感を高めると言われています。

 
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4.日常生活で意識すべき姿勢ケア

 

座り方

 

正しい座り方と「骨盤を立てる」意識(深く座る・坐骨重視・膝・足の位置など)

正しい座り方は「骨盤を立てる」ことから始まる
「長時間座っていると腰が痛くなる」「気づくと背中が丸まっている」――そんな経験、ありませんか?
実はその原因、骨盤が倒れていることにあると言われています。
骨盤は体の土台であり、ここが傾くと背骨や首のバランスまで崩れやすくなるそうです。
正しい姿勢を保つには、“骨盤を立てる”意識が大切だとされています。
ただ「骨盤を立てる」と聞くと、難しそうに感じる方も多いかもしれません。
でも実際は、ちょっとした意識の変化で誰でも始められるものなんです。
まずは座り方の基本を押さえていきましょう。

骨盤を立てて座るためのポイント
●① 椅子に「深く座る」
座るときは、椅子の前のほうに腰をかけるのではなく、できるだけ奥までしっかり座るようにしましょう。
背もたれに体を預ける前に、坐骨(お尻の下にある2つの骨)を感じながら座ると、自然と骨盤が立ちやすくなると言われています。
坐骨が椅子に均等に当たる位置を探すのがポイントです。

●② 「坐骨を意識」して骨盤を支える
骨盤を立てるコツは、「腰を伸ばす」よりも坐骨で体を支える感覚を持つことです。
背中を無理に伸ばそうとすると腰に力が入りすぎてしまうことがあるため、まずはお尻の下の骨でしっかり座る意識を持つと良いとされています。
この姿勢をとると、自然に背筋が伸び、肩や首の力も抜けやすくなるそうです。

●③ 「膝と足の位置」を整える
膝の角度はおおよそ90度を目安に、足裏全体を床につけましょう。
足を組んだり、片足を後ろに引いたまま座ると骨盤が傾きやすくなるため、左右均等を意識することが大切です。
女性の場合、膝を軽くそろえて足首をクロスする座り方もおすすめと言われています。
また、デスクワーク中は座面の高さを調整し、足がぶら下がらないように注意しましょう。

●④ 背もたれの使い方も意識
背もたれには完全に寄りかからず、腰の部分(腰椎)に軽く支えを入れると骨盤の立ちやすい姿勢がキープしやすいとされています。
クッションやタオルを腰の後ろに入れるのも効果的です。

 

 

立ち姿勢・歩行時の意識ポイント

正しい立ち姿勢と歩き方を意識して、骨盤から整える
「なんとなく姿勢が悪い気がする」「歩くとすぐ疲れる」――そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
実はその原因のひとつに、骨盤の位置や重心のかけ方が関係していると言われています。
立ち姿勢や歩き方は、普段の何気ないクセがそのまま体のバランスに影響を与えるそうです。
骨盤が前や後ろに傾いた状態で立ち続けると、腰や膝に負担がかかりやすくなり、結果的に疲れやすい姿勢になってしまうと考えられています。
一方で、骨盤が立った状態で重心が安定すると、自然と背筋が伸び、軽やかに歩けるようになるとも言われています。
では、日常生活でどんな点を意識すれば、正しい立ち姿勢と歩き方に近づけるのでしょうか?

立ち姿勢・歩行時に意識したい3つのポイント
●① 重心は「足裏の真ん中」に
立つときは、足のかかとでもつま先でもなく、足裏の中央(親指のつけ根と小指のつけ根を結ぶライン)に体重をのせる意識を持ちましょう。
この位置が、骨盤をまっすぐ立てやすく、腰や膝にかかる負担を減らすバランスだと言われています。
お腹を軽く引き上げるように立つと、自然と姿勢が整いやすいです。

●② 背骨を「一本の軸」として意識
背筋をピンと伸ばそうと力を入れるよりも、頭のてっぺんを上から糸で引っ張られているようなイメージを持ちましょう。
肩や腕に力が入らないように注意し、あごを軽く引くと首から背骨までのラインが整いやすいと言われています。
この「重力に対して垂直に立つ感覚」を意識するだけでも、姿勢が変わる方が多いそうです。

●③ 歩くときは「骨盤で前へ進む」意識を
歩行時は足だけで進もうとせず、骨盤ごと前にスライドさせるように意識してみましょう。
片脚を前に出したとき、反対の骨盤を少し前に押し出すようにすると、歩幅が自然に広がります。
腕を軽く振ることで体幹が安定し、姿勢のブレも少なくなると言われています。
また、つま先で地面を軽く押すように蹴り出すと、スムーズに体重移動ができるそうです。

 
 
 

寝姿勢・寝具の選び方

寝姿勢と寝具のバランスで、朝の体が変わると言われています
「朝起きたら腰が重い」「肩がこっている気がする」――そんな経験、ありませんか?
実は、寝ているときの姿勢(寝姿勢)や寝具の選び方が、体のコンディションに大きく関係していると言われています。
人は一晩で20〜30回ほど寝返りをうつとされ、寝ている間も常に姿勢が変化しています。
そのため、体に合わない寝具を使っていると、無意識のうちに骨盤や背骨に負担がかかり、腰や肩に違和感が残ることがあるそうです。
反対に、寝姿勢と寝具のバランスが取れていると、体全体がリラックスし、朝の目覚めもスッキリしやすいと言われています。
では、どのような寝姿勢や寝具が理想的なのでしょうか?

骨盤を意識した寝姿勢と寝具の選び方
●① 仰向け寝:骨盤を中立に保ちやすい姿勢
基本的には、仰向け(あおむけ)寝が骨盤を自然な位置に保ちやすいとされています。
ただし、腰とマットレスの間に大きな隙間ができると、腰が浮いて負担になりやすいため、適度な弾力のある寝具を選ぶことが大切です。
腰の下に薄いタオルやクッションを敷いて、骨盤が安定するように調整するのも良いと言われています。

●② 横向き寝:腰や肩への負担を減らしたい人に
横向き寝は、腰痛やいびきが気になる方にも向いていると言われています。
このとき、背骨がまっすぐになるように枕やクッションの高さを調整するのがポイントです。
膝の間に小さなクッションを挟むと、骨盤のねじれを防ぎやすく、腰回りが安定しやすくなるそうです。

●③ 寝具の選び方:マットレスと枕の硬さが鍵
マットレスは、体を支える部分が沈みすぎないものを選びましょう。
柔らかすぎると骨盤が沈み込み、背骨が曲がりやすくなるため注意が必要です。
枕も高すぎず低すぎず、首の自然なカーブを支えられる高さが理想とされています。
最近では、体圧分散に優れたマットレスや高さ調整できる枕も多く販売されており、自分に合うものを試すのも良いでしょう。

 
 
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5.注意点・改善に時間がかかるケース、専門家に相談すべきサイン

骨盤矯正

 

 

骨盤姿勢を整える際の注意点

① 無理な矯正・ストレッチは逆効果になる
「骨盤矯正ベルトをきつく締める」「痛みを我慢して伸ばす」などの方法は、筋肉や関節に負担をかけ、かえって歪みを悪化させるケースがあります。
▶ ポイント:
  • ストレッチは“気持ちいい”程度までにとどめる。
  • 痛みやしびれがある場合は中止し、医療機関へ相談する。
  • ベルトやクッションなどの補助具は“一時的なサポート”として使い、根本改善には運動と姿勢意識を重視する。

② 「姿勢を意識しすぎて力む」ことにも注意
「常に背筋をピンと伸ばす=良い姿勢」と思い込み、背中や腰を緊張させすぎる人が多いです。
実際には、“自然なS字カーブ”を保つリラックス姿勢が理想。
▶ ポイント:
  • 胸を張りすぎず、みぞおちを少し引き上げるイメージ。
  • デスクワーク中は1時間に1回立ち上がってリセット。
  • 長時間同じ姿勢を避ける(特に椅子の浅掛けや脚組み)。

③ 短期間で「劇的な変化」を求めない
骨盤姿勢の改善は、日常の積み重ねで整っていくものです。
1〜2回の矯正や数日のストレッチで完全に治ることはほとんどありません。
▶ ポイント:
  • 姿勢は「筋肉の使い方のクセ」が関係しているため、再教育が必要。
  • 改善には最低1〜3か月を目安に、継続的に行う。
  • 自分に合った方法を見つけるまで、専門家のアドバイスを受けるのも◎。

④ 骨盤のゆがみの原因が「体以外」にあることも
心理的ストレスや睡眠不足、冷えなども筋緊張や姿勢の崩れに関係します。
▶ ポイント:
  • リラックス習慣(深呼吸・軽い運動・温浴など)を取り入れる。
  • 睡眠時の姿勢や寝具(柔らかすぎるマットレス)も見直す。

 

骨盤姿勢がすぐに改善しない理由

「ストレッチを始めたのに、全然変わらない…」
そんな声をよく聞きます。実は、骨盤姿勢の改善は“時間がかかるのが普通”だと言われています(引用元:くまの整骨院ブログ)。

体のクセは長年の積み重ね
姿勢が崩れる原因の多くは、日常の動きや座り方のクセにあります。長時間のデスクワークや片足重心、スマホを見る姿勢など、毎日の小さな積み重ねが骨盤の傾きや筋肉のバランスを変えていくのです。
そのため、1日や2日で正しい位置に戻すのは難しいと言われています。まずは「どんな姿勢が自分のクセなのか」を知ることが改善の第一歩です。

筋肉と神経の再教育に時間がかかる
骨盤を支えるのは、腸腰筋や腹筋、太ももの筋肉など複数の筋群。これらの筋肉が正しく働くようにするには、“神経と筋肉の再教育”が必要です。
新しい姿勢を保つためには、脳が「この位置が自然」と覚え直す必要があり、その過程で数週間から数か月かかることもあるといわれています(引用元:日本整形外科学会)。

生活習慣の見直しも大切
姿勢を崩す要因は筋肉だけではありません。睡眠不足やストレス、冷えなども骨盤の動きを妨げることがあるとされています。
例えば、柔らかすぎるソファに長時間座ったり、寝具が合っていなかったりすると、せっかく整えた骨盤もまた傾いてしまうことがあるのです。
 
 
 

骨盤姿勢で専門家に相談すべきサインとは

「最近、姿勢を意識しているのに腰の違和感が消えない」
「ストレッチを続けているのに、むしろ痛みが強くなった気がする」
そんなときは、自己流で頑張るよりも専門家への相談を検討するタイミングかもしれません。骨盤や姿勢の問題は、生活習慣だけでなく、筋肉・関節・神経の複合的なバランスが関係すると言われています(引用元:くまの整骨院ブログ)。

痛みやしびれを伴う場合
単なる筋肉のこりや張りであれば、時間の経過とともに軽くなることもあります。
しかし、腰やお尻、脚にしびれ・鋭い痛みが出ている場合は注意が必要です。神経が圧迫されている可能性があり、放っておくと慢性的な不調につながることもあるとされています(引用元:日本整形外科学会)。
こうした症状が続く場合は、整体師や理学療法士など、専門の施術を行う施設に相談するのが安心です。

姿勢を意識しても改善しないとき
毎日意識して姿勢を正しているのに「気づくとまた猫背」「腰が丸まる」と感じる場合、筋肉の使い方が間違っていることがあります。
骨盤まわりの筋肉は、弱い部分と強い部分のバランスが崩れると、正しい位置をキープできません。
こうしたケースでは、触診で筋肉の硬さや可動域をチェックし、どの筋肉を緩め、どこを鍛えるかを見極めることが重要だといわれています(引用元:日本カイロプラクティック協会)。

姿勢のクセが原因で日常生活に支障がある場合
「立っているだけで腰が重い」「座ると背中がつらい」など、日常の動作がつらい場合も相談のサインです。
体は無意識のうちに“楽な姿勢”を探しますが、それが骨盤の歪みを助長していることもあるのです。
専門家による施術では、体のクセを見抜き、正しい姿勢に戻すためのサポートを行うことがあると言われています。

改善の兆しが見えないとき
ストレッチや運動を続けても体の変化が感じられない場合、やり方が合っていない可能性があります。
骨盤の状態は人によって異なるため、一般的な方法が全員に合うとは限りません。
早めに専門家の意見を取り入れることで、無理のない改善プランを立てやすくなると言われています。
 
 
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